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トレッドミルへの考え方が変わった

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もくじ

はじめに

ふくい桜マラソンを完走してからというもの、また走ることを純粋に楽しめるようになった。マラソン前はあんなに面倒くさくなっていた上に、マラソン後も胃痛で苦しんだのに。不思議だ。

1週間の休養をとってから朝ランを再開。週6の60分ジョグは安定して走れるようになったので、ロングジョグやインターバル、ヒルスプリントなどを混ぜ始めている。

仕事の予定がまだ読めないので次のレースは決めていないけれど、今年も最低1回は出たいな。今回できなかった4時間切りと、調子次第ではサブ3.5も視野に入れて。

そんな目標を持って走るようになったら、トレッドミルへの考え方が変わってきた。

以前までの考え

以前まで、トレッドミルを使うのは悪天候の日だけだった。多少の雨なら外を走れるようにレインジャケットも買って、防水キャップまで揃えたほど、ロードを走るほうがいいと思っていた。

だって実際にマラソンで走るのは外だし、雨が降ることだってあるし(実際初フルのふくいではがっつり雨に降られた)、カロリー消費もトレッドミルだと低くなってしまう。同じ時間を走っても、主観的な強度もだいぶ低い。

それなのに、最近は晴れでもトレッドミルを選ぶ日がある。そう考えるようになった理由を書いておきたい。

着地衝撃を減らせる

トレッドミルはロードの硬い路面とは違うので、、脚にかかる着地衝撃がマイルドになる。単純に言えば疲労が抑えられるのだけど、メリットはそれだけではないと思う。

調子が微妙だったり疲れ気味なときでも、悪い走りにならないような気がするのだ。重心が下がった重い走りになりにくい。

ただ脚が疲れているだけなら休むのがいい。けど、仕事や暮らしの中で気力や集中力が削がれているだけなら、むしろストレス解消として走りたい。

そういうときはトレッドミルで走るほうが、悪い影響を抑えつつ調子を整えられるように思う。

いっぱい走れてたのしい

疲労が少ないので、走る距離を増やしても負担が重くなりすぎない。

自分は朝ラン派だが、休みの日など時間に余裕があるなら、夕方も走れるとすごく気分がいい。でもそれは疲労をコントロールできていればの話で、体が重いまま走ったら楽しくない。

こんなときも片方をトレッドミルにするとかなり解決する。

朝にロードを走っていても、夕方がトレッドミルなら軽く走れるし、朝がトレッドミルなら疲労が少ないぶん、夕方にロードを走ることにためらいを感じない。むしろほどよく体が動かしやすくてより楽しい。

両方ともロードで走れたら最高だが、それをやってしまうといまの自分では翌日にダメージが残る。次の日のランニングの楽しさを失うことなく、たくさん走れるのは嬉しい。

これは走行距離を増やしたいときにも役立つと思う。いきなりロードで距離を伸ばすのではなくて、まずトレッドミルで脚や体力を慣らす。それからロードに移行していけば、故障のリスクを減らせるのでは。

いまの自分はただ楽しさ重視でやっているけれども。

太ったおかげで生まれた発想

着地衝撃を抑えよう、という発想は太ったおかげで生まれたんじゃないかと思う。

去年(2024年)はあの酷暑の中90分〜120分のジョグを毎日のようにできていたのに、いまは90分ですら翌日に疲労が残る。まあこれはどう考えても太ったからだろう…。

次の目標に向けて減量も始めているけど、太るスピードと比べればすぐ進むものではない。

なのでジョグは60分をベースに、朝夕に分割したりトレッドミルを活用することを思いついた。いっぱい走る楽しさと故障の予防を両立する策として、いい感じに機能している。

減量目線だとトレッドミルは消費カロリーが少ないのだけれど、結果的に走れる時間は増えているので、あんまり問題になっていない。疲労感や空腹感については、「ロードの60分=トレッドミルの80〜90分」くらいかな。

むしろロードのパフォーマンスが上がる

マラソンはロードを走るんだから練習もぜんぶ外でやったほうがいいでしょと思っていたが、明らかに短絡的な間違った考え方だった。

これも太ったおかげで気付けた事象かもしれない。現に去年より9kg近く太っている今のほうが、全体的にペースが良い。

ただ適当に走ればうまくなったり速くなったりするわけではない。文字にすると当たり前のことだけど、感覚としてちゃんとわかっていなかった。

ロードのジョグは調子によって走っているときの感覚がけっこう違う。振れ幅が広いのは、まだ自分の走る技術が甘いということもあると思うけど。

自分では気付かない程度の疲労でも徐々に重心が下がってしまい、縮こまった走りになっていることが最近になってわかってきた。

これがわかるようになったのはトレッドミルのおかげだ。

トレッドミルだとマシンの速度が一定だし足場も常に同じなので、崩れてきたときにすぐ気付いて修正できる。マシン側にテンポやペースをある程度コントロールされるので、崩れようがないというか。

おかげでフォームの乱れや調子の浮き沈みに敏感になれたように思う。景色や通行人・足場の乱れなどのノイズが無いことで脳のメモリに空きができて、体の感覚をキャッチできるようになったらしい。

トレッドミルで磨かれた感覚がロードを走るときにも生きてくるので、むしろいい練習のひとつだと思うようになった。

映像コンテンツが見られる

これはどう考えてもおまけ!

でも走る楽しさを増やしてくれる要因なのは間違いない。

youtubeが趣味と言っていいくらいよく観ているのだけど、どうもじっと観ているだけだと首やら肩がこわばってくる。長い動画だと途中で気が散ってしまうこともある。

でも走りながら観ていれば体の心配はほとんど要らない(足元だけ注意)し、走るのと映像で手一杯なので、気が散るような隙もない。

2月ごろだったか、120分のロングジョグをトレッドミルで実施したときはアマプラで映画を観ていた。マラソンが近いのに故障明けで調子が上がって来ず、走るのが楽しくなかった時期だったので、練習をやり切るのに映画が役立った。

最近は読書にもハマっていたりして、コンテンツをがぶがぶ摂取したい気分。走りながらそれが叶うとなると幸福度が抜群にアップする。

ロードを走るときはポッドキャストやwebラジオ・音楽を聴いて、トレッドミルのときは映像、と棲み分けもしやすい。

最近はaudibleにも興味が出てきたので、いずれ試したいところ。

あとがき

たとえ趣味でも長く続けていると考え方って変わるものだなあ、と改めて思った。趣味だからこそかな。

いろいろな捉え方、価値観で物事をみられるのはいいこと。その上で自分にフィットしそうなものを選べばいいんだから。

それにしても、また走るのが楽しくなってよかった。

そのかわりロードバイクへの気持ちがかなり薄れていますが…故障中とか減量中にした買い物や決断ごとって、やっぱり後悔しやすいなあ。

書いた人

まーしー

本業はパーソナルトレーナー・整体師です。
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