塩にはちょっとこだわりたい
ヘルシーな食べ物に敏感な方なら、いい塩ほど塩分が少なく、マグネシウムなど体にいいミネラルが多く含まれていることはもうご存知だと思います。
ただ、栄養だけではなくて味も大切ですよね。特に塩はどんな料理にも使うので、QOLの向上にかなりかかわってきます。
今回はゲランドの塩を購入してみたので、その感想を。
ゲランドの塩とは
輸入してくださっている、株式会社アクアメール様のHPから一部引用して紹介します。
1000年以上もの長きに渡り”パルディエ”と呼ばれる塩職人たちが先祖代々守り続けてきた伝統製法で作られる塩。
大西洋にひろがる1800ヘクタールの塩田で夏の間だけ収穫される塩は、その味のよさで昔から知られていました。
ゲランドの塩は、精製や洗浄は一切せず、無添加で自然のままの海塩です。
株式会社アクアメール様 公式HPより
伝統製法の海塩。ロマンティック!
種類がいくつかある
ゲランドの塩には粒の大きさによって種類が分かれています。上記のリンクは一般的な塩と同じ細かいタイプ。お値段や好みに合わせて買うのがよさそうです。
僕はある程度粒感がある塩が好きなので、あら塩タイプを購入しました。
ゲランドの塩 あら塩の特徴
粒感はちょっと大きめですが、ザクザク・ガリガリした感じはあまりなく、しっとりしています。
粒がある塩は食感があるほうが好きなので、このやわらかさは個人的には期待はずれ。そのわりに水にも溶けにくい、という印象を受けました。
普通の塩よりは明らかにうまい
食卓塩のような塩とは明らかに違う旨みがあると感じましたが、じゃあほかの良い塩と比べてどうか、と言われると、うーん…
あら塩の割に食感がやわらかいので粒っぽい感じもしないし、「ぬちまーす」ほどまろやかでもないし、「粟国の塩」ほど風味もないし…
おいしい塩であることは間違いないんですが、特別これといった特徴はないのかも。でも塩ってそうあるべきなんですかね。食材の味を引き立てるというか。
僕が塩に求めてるものが特殊すぎるのかな。
僕の塩遍歴
ここまでお読みくださった方は、おいしい塩を探している方が多そうです。
僕もまだまだ詳しくありませんが、思い出に残っている塩をいくつかご紹介します。
粟国の塩
僕が塩にハマるきっかけになった商品です。粒は細かく、さらさらしています。
口に入れた時の塩気と風味、旨みが特徴的。塩だけじゃなくてなにか調味料が入っているのかと思うくらい、塩単体で食べてもおいしく感じます(絶対にたくさん食べないでください)。
主張が強い味なのに、ちゃんと食材には馴染むのもいいところ。塩角は強すぎず、旨みを下支えしてくれるので、合わない料理というのが特にないんじゃないでしょうか。
iherb ケルティックシーソルト
僕がいま一番お気に入りの塩です。それなのに画像がなくてすみません。なんせ滅多に買えないもので…
iherbという海外通販サイトで買えるものなんですが、僕が見るときは大体売り切れています。入荷時期を常にチェックするくらいしないと買えないのかなあ。
このお塩は粒感があるタイプで、噛むとガリっとした食感を楽しめます。これがいいんですよね!サラダにかけても溶け切らないので、具材がひとつ増えたと思えるくらい。
そして何より味です。いい意味で雑味があって、コクがあります。そのままお湯に溶いてもおいしいかもしれない。塩なのに出汁が出ているような、それくらい色んな味がします。
しいて言えば溶けにくいので、調理法によっては向かない料理がありそうですが…
ぬちまーす
ぬちまーすはすっかり有名になりましたね。塩分が少なく、マグネシウムなどのミネラルが世界一豊富な塩と言われています。
粉質はさらさら系。味はとってもまろやかで、甘みすら感じるほど。
お値段はお高めではありますが、それだけの価値はあると思います。僕も何度もリピ買いしていますし、味の好みは別れるとしても、質の高さはどんな人にも伝わるはず。
さすがにパスタの茹で汁にどさどさ入れたりはしたくないですけど…
調味料はこだわりましょう
以上、この記事では塩について紹介してきました。
僕は調味料にはこだわるほうがいいと考えています。特に日本人は減塩がずーっと課題で、なかなか減らせていません。
しょっぱさってわかりやすいので、味が濃いほうを好む気持ちもわかります。ただ、塩気以外にもおいしくしてくれる要素はあるはずです。スパイスやハーブを混ぜた塩も出てきていることですしね。
健康という観点でいうと、油もそうです。油は脳がよろこぶおいしさであり、その快楽は強すぎます。依存性があるということもわかっていますから。
そんなわかりやすい塩気・油分というおいしさに頼って健康を失わないために、ちょっとだけいい調味料を買うんです。食べる幸せはそのままに、体にもやさしいように。
今回は塩の紹介でしたが、ほかの調味料も同じこと。名前は似ていても、味や中身がかなり違うことは少なくありません。動物性不使用のめんつゆを食べ比べた記事がありますので、よかったら読んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
筆者はXもやっています。ブログの更新情報や最新の栄養学・菜食のレシピを投稿していますので、よかったらフォローしてください◎
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