ずっと気になっていたお店へ行ってきた
「ミランナタラジ」というインドカレー屋さんがある。都内に3店舗展開していて、ベジタリアン・オーガニックなのが特徴的。
お店のHPによると、野菜は自家農園で育てているらしい。気合いの入り方がすごい。それをランチビュッフェで食べ放題ってどういうこと?
菜食界隈でもおいしいと評判がいいので、1年前くらいからずっと食べに行きたいと思っていた。それなのに、外食に行くことに慣れていないからか、なかなか重い腰を上げられずにいた。ほんと面倒くさがりだよな、自分。
今年は3月から一気に仕事が忙しくなったのだけど、6月になってようやく慣れたようで、ふだんと違うことをしてみようかなと思える余裕が戻ってきた。
この機を逃せば、まためんどくさいモードに入ってしまうかもしれない。今しかない、いくぞ。
道は迷わない(入り口は迷う)
お店は渋谷駅から徒歩3~5分。スクランブル交差点を渡ってまっすぐなので、道そのものはわかりやすい。
問題は入り口。お店は3Fにあるのだけど、ビルが密集していてどのビルかがわかりにくい。エレベーターも奥まったところにあるので、そこだけちょっと迷った。
路面の立て看板が目印

マップで近くまで来たら、看板を探すとわかりやすい。この奥にエレベーターがある。
エレベーターを降りたらすぐお店

奥に見える照明がいい雰囲気。レストランの内装って、実はかなり大事だよね。
一目でヴィーガンかどうかわかる
さすがベジタリアン対応のお店だと思ったのがメニュー。上の方にマークの説明があるのが伝わるかな。写真が悪くて申し訳ない。

乳製品・卵・ナッツ・小麦などの使用有無がわかるようになっている。オリエンタルベジタリアン向けに五葷抜きもできるらしい。
ランチのセットメニュー

ノーマルなカレーとほうれん草カレーでセットが分かれている。今回のランチビュッフェにはほうれん草カレーがなかったので、次はこっちを食べにいきたいな。
ナンもヴィーガン対応

ミランナタラジではヴィーガンのナンが食べられる。個人的にはここにかなり惹かれた。ヴィーガンOKのナンはなかなか見つからないので。
ライスはターメリックライスと玄米が選べる。後述するがこのお店のお米はかなりおいしかった。バスマティライスがないのはさびしく感じる人もいるかもしれないけど。
ランチビュッフェ

今回のお目当て。ビュッフェでもヴィーガンナンは食べられる。
ランチドリンク

ビュッフェにはドリンクがつかない(水はある)ので、ラッシーなどが飲みたい人は追加注文になる。ソイラッシーってのもなかなか見ないな。豆乳でつくるんだろう。頼んでみればよかった。
ま、これも次回の楽しみにとっておこう。
ビュッフェ会場もすごく親切
予定通りランチビュッフェを注文して、取り分けるスペースに行ってみると、ここの表示もすごくヴィーガンフレンドリー。

やっぱりベジタリアンが文化・宗教として浸透している国だからなんだろうな。日本とは違うおもてなし精神。
トングもヴィーガン仕様


ナンを取り分けるトングすら分けられている。格安なランチビュッフェでここまでの配慮があることにはかなりびっくりした。
菜食歴だけはそこそこ重ねてきたけど、人に提供するときのことは考えたことがなかった。こういう心遣いもあるに越したことはない。サービス業とは何たるか、いい勉強になった。
野菜がでかくて味も濃い
さて、肝心のカレー。
器からあふれるサイズの野菜がゴロゴロ入ってる。これが食べ放題で本当にいいんですか。しかもオーガニックなんでしょ。信じられないコスパ。

にんじんとカリフラワーの存在感たるや

野菜カレーの具材はにんじん・カリフラワー・じゃがいも・いんげん。見ての通り、野菜のサービス精神がすごい。
特ににんじんとカリフラワーは風味豊かでおいしかった。辛めと表示はされていたけど、個人的にそれほど辛いとは思わなかった。野菜の旨みで中和されていたのかな。
ごはんとナンのどちらにも合う味。スパイス感は強め。
かぼちゃは器にギリギリ入る大きさ

かぼちゃもめちゃくちゃ大きい。これは最初の1回目なので、器にすくいやすいサイズのものを取った。銀の器におさまらないのでは?と疑うくらいデカいやつもいる。
皮と身の境目すらおいしい。やわらかく煮込まれているのもそうだけど、素材の味がいいんだろうな。
ミルクも入っているからだろう、スパイス感は弱め。どちらかというとナンといっしょに食べたい味。
ロビア豆はあっさりしたゆで大豆

豆好きの自分も、ロビア豆を味わって食べるのは初。
20代前半はインドカレーにハマって食べ歩いていたので、そのころに食べたことはあるかもしれない。だけど豆の違いは重要視していなかった。当時はノンベジのカレーとチャナマサラにしか目がなかったね。いま考えるともったいなかったな。
ロビア豆は大豆みたいな見た目だけど、真ん中に黒い斑点がある。味もゆで大豆っぽいなと思った。でも大豆よりかなりあっさりしている。海外の豆だなという印象。
噛んだあとにパサパサしないのが特徴的かな。日本の豆って、煮豆みたいな料理でもぱさつく感じがほのかにあるじゃないですか。ひよこ豆とかも中は粉っぽいと思うんだけど、ロビア豆はそれともまた違う食感。
いちばんおいしかったのはレンズ豆のカレー
近くで見ても写真映えしなかったので撮らなかったんだけど、レンズ豆のカレーがいちばんおいしかった。そんんいおいしかったなら後でちゃんと撮っとけよって思うんだけど、食べるのに夢中で。すみません。

最初に載せたこの写真の、3時方向のカレーがそれです。レンズ豆と大根の甘みがスパイスと絡み合って最高。ごはんとの相性も抜群。
ほかのカレーは4回くらいおかわりしたけど、レンズ豆のカレーだけはごはんとセットであと2回くらい追加した気がするな。翌朝の体重は2キロ増えてました。
ナン・ライスも大満足

ビュッフェのパン系やごはんものって、時間が経って冷めてたりしがちだけど、ミランナタラジはそうじゃなかった。ターメリックライスは炊飯器で、ナンは保温容器にお皿を敷いて提供されている。
これならおいしい瞬間を逃さないし、焼きたて・炊きたてを継ぎ足してくれるペースもちょうどいい。その辺のホテルがやっている数千円のビュッフェよりサービスの質が高い。
手をかけられているだけでなく、味もおいしい。国産米だからなじみのあるお米なんだけど、異国感あふれる本格的なカレーにも合うんだよな。ふんわり香るターメリックが仲介役を果たしてくれているのかも。
ナンは小松菜入りのヴィーガンナンを中心に。比較したくてプレーンのナンも食べたけど、ほとんど味は変わらないと思った。小松菜の風味も言われなかったらわからないくらい程度なので、口に合わないかもなんて心配は不要。
これにかぼちゃカレーや野菜カレーをのっけて食べるのが最高だった…!
サラダやデザートもありますよ

サラダはにんじんドレッシングとごまドレッシングの2種類が置いてあった。デザートはお米をミルクやレーズン・ナッツといっしょに甘く煮込んだもの。
デザートはさすがにヴィーガン対応ではなかったが、「ヴィーガンの方は店員にお申し付けください」というPOPが貼ってあった。
わざわざ聞かなかったんだけど、言ったらヴィーガン仕様で一皿くらい頂けたのかな。
外食でどこまで気にするか
ところで、この日食べたかぼちゃのカレーには乳製品が使われている。ヴィーガンナンと食べ比べてみたくて、プレーンナンも1ピース食べた。
ふだん自分が心がけている菜食はヴィーガンだけど、乳糖不耐性などの体質や宗教上の理由があるわけではない。せっかく来たんだし、インドのベジタリアン料理に触れてみたいと思ったから、素直な気持ちを優先した。
外食をするときにどうするか、自分の判断基準はかなり曖昧だ。今回のようにひとりで出かけたり、理解のある友達と食べに行くときは、少なくとも菜食の選択肢があるお店を選ぶ。
だけどそのときの雰囲気やいっしょに食事をする人たちとの関係性によっては、あえて菜食を言い出さないこともあるし、言える立場じゃないときだってある。
自分はヴィーガンを名乗りたいわけではない。むしろヴィーガンという肩書き・アイデンティティ欲しさにヴィーガンをやっているなら、不純だと思う。
菜食をすることで自分が幸せになれたり、世の中のためになると思うなら、迷ってないでやればいいんだ。このあたりの考えは以前に記事で書いたころと変わってないと思う。
すでにまた行きたい
写真を見ながらブログを書いていたら、行きたくなってきてしまったじゃないか。どうしてくれるんだ。まだ1週間くらいしか経ってないのに。
渋谷は都心の中でも行き交う人の雰囲気が好きじゃなくて、嫌い寄りな街だったけど、ミランナタラジのためだけに行く価値あるな。それくらいおいしいカレー屋さんでした。
お気軽にどうぞ
コメント一覧 (2件)
私もこの店、大好きです。ヴィーガン用デザートもけっこうイケました(豆乳にタピオカが入った感じ?)。今度ぜひ。
武田さん、お久しぶりです!コメントありがとうございます。
はじめて行ったんですが、料理はもちろん店内の空気感もすごくよかったですね。渋谷とは思えないくらい、リラックスできました。こういうお店だと客層もいいのかな。
デザートもぜひ食べてみたいですねー。