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菜食を続けて4年。結婚式に参加して思ったプラントベースの将来

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先日、友人の結婚披露宴に参加してきました!

これまで何度も参加した経験がありますが、式場のサービスや雰囲気も含めていちばんの披露宴だったと思います。

しあわせムードにあてられたのか、終わったあとも数日間ずーっとふわふわした日々を過ごしました。

ちょっと落ち着いてきたところで、今回の経験で感じたことを書き残しておきたいな〜と思ったのでシェアしてみますね。

もくじ

飲めない人への対応は変わった

入場して席につくと、乾杯のドリンクについて尋ねられました。

アルコールOKか・ノンアルか、というだけのことですが、これまでの披露宴ではそんなこと聞かれなかったような…時代というよりは、会場によるんでしょうか。

以前僕が見たテーブルマナーの動画では、「飲めない人でも最初はお酒を注いでもらい、飲まなくていいから唇をつけるくらいはしましょう」とのことだったので、世間もかなり変わったんだなあと感じます。

僕は乾杯のあいさつを担当することになっていたのでアルコールを注文しましたが、同じテーブルの友人が注文したノンアルのドリンクは、言われてもわからないほど見た目がお酒と同じでした。

これならもう無理してお酒を頼まなくても雰囲気を壊さずにすみますよね。僕は飲める側ですが、この配慮はすごくいいな〜と思いました。

食物アレルギーとプラントベース

以前の記事にも書きましたが、僕は自分の好みと価値観で菜食をしていますので、まわりに負担をかけるかもと思うシーンでは菜食を貫いていません。

何も気にせず(内心はブログを書くほどいろいろ思いながら)、出てきたものをおいしくいただきました。

ということで菜食対応はしてもらわなかったのですが、もし「肉・魚・卵・乳製品不使用でお願いします」と書いてたらどうなったのかなあと。

今回出てきた食事には、ほぼもれなく動物性食品が使われていました。なので、もし菜食対応をお願いしていたら別料金が発生してたのかなーと思ったり。

これってたぶん、食物アレルギーへの対応も同じですよね。

みずから選んで菜食をしている人なら、料理が他人と違おうと気にならないかもしれません。でも、アレルギーがある人は他の人と同じものが食べたくても食べられないですし、自分への対応で呼んでくれる人に負担をかけるかもしれない。

これって心理的な負担・ストレスとしてはけっこう大きいように感じます。当事者ではないので、勝手な想像に過ぎませんが。

同じものを食べる楽しさを、プラントベースでも

前述の記事でも書きましたが、「同じものを食べる」という行為には、幸せや喜びの共有も含まれていると思います。

だからこそ、ノンアルコールのドリンクもお酒に似せて作るのでしょう。その場の空気を壊さないための配慮です。

同じ釜の飯を食う

  1. 同じ共同体が同じものを食べることによって、同体としての帰属意識を持つこと。あるいはそれを強化すること。
  2. ある程度の期間、他人同士が同じ家で起居を共にする、ないし、学校や職場・軍隊で生活を共にする。
同じ釜の飯を食う. (2018年3月31日15:38). Wiktionary. 2023年9月25日05:33

費用の負担は業務上しかたないとしても、せめて見た目は似ているものが食べられたら、アレルギーを持つ人も、そのまわりの人たちも楽しく食事ができるだろうと思います。

僕がその場の空気を壊さないために菜食を諦めるのは自由です。ですが、アレルギーを持つ人は選択の余地がありません華やかな食事の場にこそプラントベースのオプションが広まっていったらいいなーと感じました。

大豆ミートや植物性うなぎの出番はこういうところにもあるはず!開発・営業などにかかわる皆様にはがんばっていただきたいです。

ヴィーガン的な目線で感じた矛盾

僕はヴィーガンではありませんが、菜食を続ける理由には動物愛護や環境保全の目的も少なからずあります。

結婚式の服装やマナーについて調べていたら、ファーやアニマル柄は禁止されていることを知りました。殺生を思わせるからだそうですが、それは食事でも同じことでは…?

いわゆる〇〇マナーの中には、後づけで理由や説明を作ったように感じるものがあります。おそらくこれもそうなんじゃないかなあと。

昔の生活を思い浮かべてみれば、こういうハレの場だけは派手に着飾って、肉や魚をごちそうとして食べていたはずです。反対に、普段のケの暮らしでは肉はほとんど食べず、慎ましく過ごしていたことだろうと想像します。

ウールのジャケットを着て、レザーのベルトを締め、革靴を履いておきながら、アニマル柄やファーにだけ目くじらを立てるのはよくわかりません。

ちなみに今回、僕はベルトだけサボテンレザーにしました。ベルトなら目立ちませんし、そもそも見えたところで誰も気にしないくらい立派につくられています。

ヴィーガン向けのアパレルも増えてきているので、これからジャケットや靴にも選択肢が増えていくといいですよね。

多様性を認める、にヴィーガンは含まれていくのか

多様性を認めようという雰囲気が日本でも高まっていますが、ヴィーガン・ベジタリアンといった食の価値観がどう扱われていくのか気になっています。

僕の知る限りでしかありませんが、あまり話題に出ていませんよね。おそらく日本人は菜食者の割合がかなり少ないからだと思いますが。

恥ずかしながら、僕も菜食をきっかけに「マイノリティ側にいるとはどういうことなのか」気付かされました。想像していたよりも、難しい局面にたくさん出会います。

同調圧力のようにも思えて、いまの流れに全面的な賛同はできませんが、食の多様性にも目が向けられたらいいなと。

自分が菜食をしたいからという理由もありますが、それよりアレルギーの人たちが抱えるかもしれないつらさを防いでほしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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